子どもさんが来院しやすいクリニック
子どもさんが多いクリニックでは、大泣きしている子どもさんや走り回っている子どもさんを見かけます。そんな子どもさんが来院しやすく、待ち時間を楽しく過ごせる工夫を考えてみましょう。
入口への工夫
エントランスでは、楽しいキャラクターや自院のシンボルマークなどでお出迎えをしてくれるような工夫をすると中が見えない恐怖感が和らぎます。
建物の前にトピアリー(動物の形をした植え込み)は維持が大変ですが、お母さんが子どもさんの不安をとりのぞく話の材料にもなります。
待合室への工夫
履いて楽しいスリッパや、かわいい動物やキャラクターのイスやクッション・座布団などは待っている子どもさんの恐怖心を和らげたり、待ち時間の間、親子の会話の材料になります。
また、お母さんが読み聞かせをする絵本と子どもさんが自分で読む絵本の両方を準備しましょう。小さい子どもさんばかりに目がいきがちですが、小学校高学年から高校生までのお子さんが読まれる本や漫画もぜひ、そろえましょう。
積み木やブロック、子どもさんのおもちゃを置く場合は減菌処理をして置くようにしましょう。お母さん方は細かい点を気にされるので、おもちゃを取り扱う際はきちんとした管理が必要になります。
最後に・・・
受付のスタッフはできるだけカウンターから出て、泣いている子どもさんや走り回っている子どもさんがいるとき、困っているお母さんの手助けができると次の診察にも来てもらいやすくなります。