医療法人化のタイミング
医療法人化は医療機関の経営を個人から法人に切り替えることです。
【なぜ、医療法人化するのか】
医療法人化の一番の目的は、税負担の軽減です。
一般的に開院後2~3年程度すると所得が増え、それとともに所得税の累進課税(所得が高い人ほど税率が高くなる制度)の影響を受け、税負担が大きくなります。そこで、税負担の軽減を図る為に医療法人化を検討します。
【医療法人化検討の目安】
・開院後2~3年が経過している
・所得税の課税所得金額が2,500万円を超えている
【医療法人化によるメリット・デメリットの一例】
(メリット) 税額負担の軽減効果が得られる
(デメリット) 個人のキャッシュフローの減少
医療法人化に伴いどんなメリット・デメリットがあるのかを整理するため、税理士へシュミレーションを依頼し、その結果を受けて医療法人化を検討しましょう。