クリニックの採用活動について①
いつもお世話になっております。
巡回監査担当の山口です。
よろしくお願いいたします。
人口減少に伴う労働者人口の減少はクリニックの採用活動においても例外ではなく、昨今、採用活動は厳しさを増すばかりです。
そのなかでもよりよい人材を求めて採用活動をされておられることと思います。
今回は採用に関して、院長先生が注意すべき点を述べていきたいと思います。
まず採用活動は、大きく分けて面談前、面談時、面談後に区別することができます。
採用活動においては、まず院長ご自身がどのような人材を求めているのかを明確にしなければなりません。たとえば、高齢者が比
較的多いクリニックですと、患者さんに気遣ってあげられる優しいタイプがより求められるでしょうし、患者さんの多いクリニッ
クでは手際のよいテキパキとしたタイプがより求められるでしょう。求められる人材は、地域性、クリニックの診療科目の特性等
によって変わってきますが、まずこの部分を明確にしなければなりません。
できれば求める人材を明らかにするために紙に書いて明確にしておきましょう。
求める人材を明確にすることは、採用活動の出発点です。
面接前にすべきことはほかにもたくさんあります。
順次ご説明してまいります。