クリニックの防犯対策のチェックポイント
クリニックは意外と盗難が多いようです。クリニックでサムターン回しによる窃盗が増加しています。手口は、ドリルでドアに穴を開けサムターンを解錠するという方法です。
特に院長先生の自宅が離れていて夜は誰もいないようなクリニックは要注意です。
クリニックの防犯は、どのようなことに注意して、どのような対策をとるべきでしょうか。
つぎのように不審者を近づけず、侵入できない仕組みをつくりましょう。
【ドア】
・ピッキングに強いシリンダー錠にする
・防犯用サムターン回し対策品をつける
・ドア上部などに補助錠をつける
・ドアとドア枠の隙間をふさぐガードプレートをつける
【窓】
・上部・下部に補助錠をつける
・破壊に強い防犯ガラスにする
・できるだけ面格子をつける
・窓ガラスの振動に反応する警報ブザーをつける
【敷地内】
・見通しをよくして敷地内に死角を作らない
・中庭や玄関などの照明を明るくする
・エアコン室外機など侵入の足場になるものを片付ける
・雨どいなどはバルコニーに伝わりにくい構造・位置にする
【境界部】
・周囲からの見通しを確保する
・門扉や塀が侵入の足場にならない構造にする
・門扉に錠をつけて外から簡単に開けられないものにする
・動くものに反応してライトが点灯するセンサーライトをつける
泥棒は5分で侵入できないと諦めることが多いといわれていますので、5分以上耐えられる防犯対策をすることが大切です。もちろん、セキュリティ会社と契約することも大切です。