院内勉強会の成果を活かすアイデア
せっかく院内で勉強会を開いていても、その後に何もフォローしないのであればもったいないと思います。勉強内容などをより深めるとともに、スタッフの意欲を高めるために、勉強会の成果を活かす方法を考えてみましょう。
まずは勉強会で利用したレジュメや資料を待合室に掲示します。このような掲示が出ていれば、患者さんにとってもとても好印象です。
次に、スタッフの自覚・責任感アップです。発表をしたスタッフの名前を、掲示物に文責として記載しておけば、知人、友人、患者さんにアピールできます。スタッフは院内で自分の存在を確認できるので、このクリニックの一員なのだという自覚が生まれます。
さらに、院内勉強の内容を自院のホームページやブログに流すことによって、ネットからも見込み患者さんに対するアピールができます。
勉強するだけでなく、外部発表し、人に認められることにより、さらにプラスの循環につながっていきます。スタッフの勉強会の副産物は患者さんのサービスにとても役立つのです。
しかし、ここで一つ気を付けていただきたいことがあります。それは決して無理をしないことです。難しい内容に踏み込みすぎず、患者さんの視点から簡単にまとめてみることが、長く続けるコツです。