スタッフのモチベーションを上げるために
スタッフの生産性を上げ、離職率を下げること、これは多くの医療機関にとって永遠のテーマだと思います。そこで、そのための2つの方法をご紹介したいと思います。
①個人面談の仕組みを作る
年2回の個人面談を行うことです。スタッフが悩んでいること、不満や不安、好ましく思っていることを聞き出すことです。そういった親密な話し合いを持つことで、スタッフ一人一人が「自分は見られている」と感じることになりますし、話し合いで吸い上げた課題を1つずつクリアしていけば、「自分の意見が取り上げられた」という満足につながります。
②職場の人間関係を何より大事にする
職場の人間関係をスムーズにして、良い雰囲気を作ることが、スタッフのモチベーションを上げるのに効果的です。人間関係がスムーズな職場を作るポイントは3つあります。1つ目は、経営者や管理職が職場の雰囲気について明確な方向性を持ち、かつ定期的に発言していることです。2つ目は、スタッフ同士がオンタイムとオフタイム、それぞれで話し合いを持てる場があることです。3つ目は、職場の雰囲気を悪くするスタッフに対して、経営者や管理職が毅然とした態度をとることです。