開院に伴う祝い金
医療機関の開院に際して、いくつかのセレモニーが行われる事が多いです。
特に開院直前に行われる内覧会は、開院までの支援をして頂いた取引先や近隣の方々を招き、内覧を通じて地域に認知してもらうためのセレモニーでもあります。
その際に、様々な業者から開院の祝い金を受領することも多いかと思います。
実はその祝い金には税金問題が発生する為、開院される際は注意して頂きたい。
○なぜ、開院に伴う祝い金は税金問題が発生するのか・・・
医療の世界では数が多く、金額も高くなりがちなので税務署も関心を持つことになる。
取引先が祝い金を交際費として処理しており、事業所得の計算の際に開院前の内覧会などの費用を必要経費として計上しておる場合は事業所得として計上すべきなのである。
開院前後の収入支出は初めての税務調査の際は重点的にチェックされる為、開院に伴う祝い金の取り扱いには注意が必要なのです。