医院建築
本日は、医院建築についてお話致します。
戸建て開業の場合、医院建築は医院開業時のもっとも大きな買い物であり、建築後に仕様変更などの後戻りはできないことから慎重な判断が必要となってきます。
また医院建築には医療法、建築基準法、消防法、各都道府県の条例など様々な規制があるのでさらに注意を要します。
そのため、出来れば既に開業している先輩医院を見学に行ったり、体験談を聞いたりしてイメージを膨らますことも重要となってきます。
一般的に医院建築は①建築設計事務所、②建設会社、③住宅メーカーが請け負っています。
建築コストも大変重要な要素ですが、後戻りはできないので、その会社の実績や医院建築のノウハウをヒアリングして納得いく会社に依頼する方が無難です。
一般的に一戸建て開業の場合は竣工から開業までおおよそ1年程度の期間は必要となりますので、余裕をもったスケジューリングが必要となってきます。
設計会社決定→実施設計→施工会社決定→工事→完成・医院開業という流れをたどります。
設計会社決定時には診療方針の決定、実際の設計に入れば医療機器の選定、施工に入ってからは実際の現場を目で見る作業も必要となってきます。