コンサルタントを活用してみましょう
医院開業には様々な分野において専門知識が必要です。しかしこれらの知識を全て身に付けるのは負担も大きく、現実には分野ごとに専門家(コンサルタント)の支援を活用していくべきでしょう。本日は、そんなコンサルタントの活用についてご紹介いたします。
【開業支援コンサルタント】
開業支援コンサルタントは、医療機器・医薬品・住宅関連企業・税理士や公認会計士といった様々な分野があります。コンサルタントを選ぶとき、やはり気になるのは費用がどのくらいかかるのか、という点でしょう。大きく2種類に分けられます。
①最初に提示される金額はお手頃であるが、その見返りとしてその後長期にわたり契約を結ぶという縛りがある
②最初からある程度高額の費用がかかり負担は大きいが、その後の契約等の縛りはない
上記①②のうちどちらがメリットが大きいのか、一概には言えませんが、いずれにしても選ぶ際には慎重に見極めることが重要です。そうでなければ、契約を結んだものの、後からトラブルになりかねません。
どの分野のコンサルタントを選んだとしても、決して費用面だけではなく、是非「その後の取引・契約等の内容」を重視していただくことをおすすめいたします。
【コンサルタントサービス】
コンサルタントによるサービスには、その支援方法によりいくつかのタイプがあります。
①最初に業務の進め方について説明があり、最後にチェックをしてくれる
・・・(例)電子カルテの導入
②業務を外部で請け負ってくれる(アウトソーシング)
・・・(例)レセプトの漏れチェック
③ある一定期間、ある分野について継続的なアドバイスを受ける
専門家を上手に活用し、先生が治療に専念できる体制を構築することが重要です。