クリニックの採用活動について⑤
いつもお世話になっております。
巡回監査担当の山口です。
よろしくお願いいたします。
採用活動についてご説明させていただいております。
採用活動は大きく面談前、面談時、面談後の3つに分けられる
ということは最初にお話ししたとおりです。
(参照:クリニックの採用活動について①)
今回は履歴書の見方についてお話しいたします。
クリニックが募集をかけて多数の応募者がある場合は、事前に
履歴書を送付してもらい、院長もじっくり履歴書に目を通すことが
できます。
しかし、応募者が限られ、ある意味労働者の囲い込みが現実味を
帯びている昨今、履歴書の事前送付は敬遠される傾向にあります。
『履歴書を持って面接にお越しください。』と言われた方が無難
です。
新規開業の場合ですと、募集期間が比較的長くまた応募者も
多い傾向にあります。
そのため履歴書を事前に送付していただくことは問題ありません。
当事務所でも新規開業のクリニックの履歴書送付の窓口を
お引き受けすることもございますので、是非ご用命ください。
さて前置きが長くなりましたが、履歴書の見方です。
まず大前提として、履歴書でその人のすべてを見極めるということは
当然できません。
履歴書の位置づけとしては面接をする一歩手前(事前に書類選考が
できる場合)、または面接時に確認して、院長が応募者からの
一次情報を見極めるためにあります。
具体的にどのような視点で履歴書を確認すればよいのでしょうか。
次回詳しくお伝えいたします。