クリニックの採用活動について④
いつもお世話になっております。
巡回監査担当の山口です。
よろしくお願いいたします。
前回に続き、採用活動についてご説明させていただいております。
今回は募集内容についてお話しいたします。
募集媒体が決まりましたら募集内容を決めていかなくては
なりません。
どういった職種が必要なのか、雇用形態はパートなのか正社員
なのか、年齢や性別については男女雇用機会均等法などの法律に
より、制限をかけて記載することが禁止されておりますが、
『女性が多い職場です』、『20代から30代の方が活躍中です』と
いったように、応募者をある程度特定できるような掲載を
されているところが多いように思います。
また、勤務可能日については、人手の不足しているクリニックなど
では週1からでも来てもらいたいとお考えのクリニックが多いです。
パートの場合は勤務してもらいたい日数を増やすほど当然、
応募は絞られることになります。
どこのクリニックにも共通して言えることかもしれませんが、
午前中の勤務の希望者が多く、午後の勤務の応募者は少ないよう
です。
クリニックの受付パートですと、主婦の方が比較的多く
午後の勤務はあまり希望されないようです。
午後勤務の方をいかに増やしていくかもクリニックの課題かと
思います。
なお、全体的に、業務効率や責任という意味では週最低2~3日は
勤務してもらった方が個人的によいように思います。
経験者か未経験者かの区別は一概には言えませんが、
他のクリニックで勤務の経験がある方ですと
ある程度勝手がわかっていますので即戦力になるはずです。
未経験者でも本人の能力とやる気次第で戦力になっていきますので、
面接時の見極めが大切です。
面接時の注意点については次回以降で後述いたします。
新規開業の場合ですと、医療事務等の経験者がいると
心強いですので、ある程度優先的に経験者を採用されることを
おすすめいたします。