事務所Blog

2014.06.27更新

開業をスタートするにあたって、まずは資金がどのくらい必要になるのかということを見積もることから始めます。本日はその必要資金計画について、ご紹介します。

 医院開業のスタートに準備すべき要素は、大きく分けて①土地、②建物、③機械・什器、④立ち上げ運転資金、が挙げられます。このうち③④については、開業する場合基本的に共通してご自身で準備すべきものです。①②については、以下のパターンより異なります。
 A、先生ご自身で物件を自己所有(一戸建て開業)する場合 ・・①②の準備が必要
 B、土地だけを借り、その上に建物を建築する場合     ・・②の準備が必要
 C、ビルのテナントに入る場合              ・・いずれも不要

 ①土地・・土地を購入する場合、まずはその予算を組むところから始めます。必要な土地面積に、候補地周辺の地価相場を掛けて計算します。実際には、計画通りの物件が見つかるケースは少ないですので、「いかに面積と地価のバランスがとれた土地を探し出すことができるか」がポイントです。また、計画を立てずに何となく物件探しを依頼し、手付金などを支払ってしまうようなことのないよう、必ず予算作成をしっかりした上で物件探しを行うようにして下さい。

 ②建物・・建物建築の予算については、土地物件が決まった上で見積もりを行います。見積もる際、予算は余裕を持って高めに見積もっておくことがポイントです。これは、実際の工事の段階で、追加経費が発生することも多いためです。また、医院と併設して住居を建築するような場合には、医院部分のみで資金計画を検討します。事業とプライベートは混同せず、きっちり分けるようにして下さい。

 ③機械・什器・・主に医療機器、その他にも机や椅子、レセプトコンピューターなど診療に必要な什器・備品類を準備します。これらの予算は、まず金額の大きな医療機器や什器などのリストを作成し、おおよその予算を見積もります。細かなものについては、まとめて予算を出しておきましょう。
 
 ④立ち上げ運転資金・・開業後、医院経営が赤字になる期間(約3~6ヶ月程)を乗り切る為の蓄えを必ず準備しておく必要があります。主に次のような運転資金です。
 ・診療報酬は2ヵ月遅れで入金される為、その間の支出に必要な資金
 ・上記①~③以外の、広告宣伝費や医師会加入の為の諸経費に充てる資金
また、この他にも開業日前にかかる水道光熱費や人件費などの経費や、借入の返済などで必要になってくる資金もあります。

① ④以外にも、土地を借りる場合には保証金が必要になったり、テナントに入る場合には保証金や敷金といった資金が必要になります。ご自身にどのような資金が必要であるかを、慎重に確認するようにして下さい。


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投稿者: 中田聡公認会計士事務所

2014.06.21更新

医院開業時には院内処方か院外処方かを事前に決めておく必要があります。

なぜなら院内か院外かで建物の設計、スタッフ要員、患者の利便性等開業地の選定や開業計画に大きな影響を与えるからです。

では院内と院外でどのようなメリット・デメリットがあるか見て行きましょう。

院外処方のメリット
【クリニック側】
・処方箋料といった利益率の高い仕事が増える
・医薬品購入/人件費など開業に伴う初期コストを抑えられる

【患者側】
・薬の説明を2度と聞ける
・医院の会計の待ち時間が短くなる
・複数の診療機関に通院している場合、すべての薬を特定の薬局で購入可能

院外処方のデメリット
【クリニック側】
・サービスの悪い調剤薬局とのパートナーシップにより、患者が減少する場合もある

【患者側】
・経済的負担の増加
・薬局で会計の手間がかかる

このように医薬品購入や設備投資を抑えることができ、スタッフ等の人件費も抑えることができる事などからも院外処方にした方が良いことは明らかですが、上記理由により一緒にやっていく調剤薬局は慎重に選ぶ必要があります。

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投稿者: 中田聡公認会計士事務所

2014.06.06更新

開業しようとする時、その場所選びは非常に重要性が高い要素の一つです。
どのように決めていけばよいのか、本日はその基準となる項目をご紹介いたします。

 まず始めに、あなたはA~Dのどのタイプにあてはまるでしょうか。
A、開業する候補地が全くない、もしくは、どちらかというとない方だ。
B、候補地はいくつかあるけれど、その場所が開業するのに適しているかは分からない。
C、開業する場所をほぼ決定してはいるが、最終判断はこれからである。
D、開業する場所は決定していて、あとはこれからの経営計画等を考えていきたい。

 上記でA・Bにあてはまる方は、これから候補地を選定していくことになります。
特にAの場合には、まず物件についての条件を絞り込むといいでしょう。予め、総予算と坪あたりの価格や必要な総面積、物件周辺の立地等を具体的にしておきます。それらを元に、医院開業に詳しい業者に情報提供を依頼してみましょう。
そして物件が見つかれば、その周辺地域の特性・風土についてよく吟味しましょう。医院経営は、その地域の求めているニーズと医院が目指す医療サービスとが合致することが大切です。つまり、その地域に密着した事業であり、まずは地域のことをよく理解する必要があるのです。

 更に立地を見極めていくうえで、以下の点についても知っておきましょう。
①その地域での人の流れ、「近い」と感じる方向
所要時間が同じ場所であっても逆方向であれば遠いと感じたり、また交通量の多い通りに面していても逆に少し入った細い通りの方が便利であると感じる場合もあります。
②その地域の住民の年齢層や年齢サイクル
中・長期的にみて、将来年齢層が高くなっていくのか、ある程度維持されるのか、それともずっと高齢者が多く住む地域なのか、といった傾向を把握しておきます。
③その地域にある他の競合医院
既に存在する競合医院がどのような医療サービスを行っているのか、差別化を図れる部分があるのかどうか、また後継者の有無などの情報も知っておくに越したことはありません。

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投稿者: 中田聡公認会計士事務所

2014.06.01更新

医院開業にあたり用意しなければならない資産は以下の4つがあります。
① 土地
② 建物
③ 医療機器/什器備品
④ 運転資金

この4つの資産を誰が用意するかによって医院開業のスタイルが決まります。
医院開業のスタイルは大きく5つに分かれます。

■一戸建て開業:上記4つの資産をすべて自分で用意する開業方法

メリット
・医院開業にとっては理想的
・自由にレイアウト設計が可能
・住居併用住宅にすればかかりつけ医としてもイメージ向上

デメリット
・土地を購入するため、初期投資額が一番大きくなる
・よほどの自己資金がないとその後の融資返済を含め、採算が合わなくなる

■借地開業:土地を借りて建物を自分で建てて開業する方法

メリット
・土地の取得費がかからない
・建物は自己所有のため、自由に設計できる

デメリット
・土地が借地なので建物の建築費用に対する金融機関の融資を受けにくい

■レントクリニック:土地所有者が自らの土地に医院を建築し、開業希望の医師に賃貸する方式

メリット
・医師側の自己負担が最も少なく済む

デメリット
・開業後のランニングコスト(家賃)がずっとかかってくる
・中途解約時に借主側の資金負担が発生する可能性あり

■ビルテナント:駅前のビルなどに入居して開業する方法

メリット
・交通アクセスが良いため、診療圏の広い科目、専門性の高い科目、通院頻度の高い科目の開業に向いている

デメリット
・入居時の保証金が高額となるケースがある

■医療モール:複数の診療科目の医院が1つのビルに集まって開業する方法

メリット
・患者にとっては1カ所で専門的な治療を受けられる

デメリット
・他医院の評判が自医院にも影響する可能性がある
・治療内容によっては医療モール内で患者の奪い合いがおき、先生間の仲が悪くなってしまう場合がある

このように開業スタイルによって種々のメリット・デメリットがあるため、自己資金・診療方針などと照らし合わせて慎重に判断する必要があります。

また優良な物件はなかなか表に出てこないので、地元金融機関等へ紹介を依頼するのも一つの方法です。


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投稿者: 中田聡公認会計士事務所

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