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クリニックの駐車場での盗難や事故の予防と対策

クリニックの駐車場内での盗難や事故は、患者さんにとってもクリニックにとっても嫌なものです。それを防ぐにはどうしたらよいでしょうか。またもし起こってしまったときは、どのような対応が必要でしょうか。

 

最も大切なことは、駐車台数を増やすことを優先して、患者さんが事故を起こしやすいようなレイアウトにしないことです。次に、駐車場に「駐車場内の事故や盗難について当院では責任を負いません。貴重品などには十分ご注意ください」といった看板の設置が必要です。

以下の例も再確認してみましょう。

・駐車場の出入口の幅を広げ、段差を少なくする。

・駐車場の出入口左右に、障害物がないか確認する

・1台当たりの幅(2m80cm以上はほしい)をゆったり取る。

・物陰や見通しの悪い部分は、センサーライトや監視カメラを設置して防犯対策をする。

 

もし、患者さんが、「駐車場で自動車を当て逃げされてしまったので、自分の前に診療が終わった人の住所と名前を教えてください」と受付に言ってこられた場合、どのような対応をしたらよいでしょうか。患者さんの個人情報は、お教えできないので、最寄りの警察署に事故の届出をお願いすることになります。

また、逆にクリニックの駐車場で、当て逃げされたと大声でクレームを付けて修理費を負担させようというモンスターケースもあるようです。金品を要求する行動には、明確にお断りする姿勢が大切ですが、やはり被害を被った患者さんに対してクリニックの責任ではないとしても、嫌なものです。

このような、クリニック側・患者さん側双方にマイナスにならないように駐車場の環境整備をしましょう。

 

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