• 医院開業

開業2年目以降のチェックポイント ~その1

開業直後には不安に感じた医院経営も1年程経つと安定したものになってきます。
また、スタッフも業務に精通する期間である一方、資金面や地域変化・医療機器等の故障や無駄、マンネリ化によるサービス低下や経営的な問題が生じる時期でもあります。
今回は、強固な経営基盤を作る重要な時期である2年目以降の重要項目とチェックポイントについてお話しさせて頂きます。

1、実状把握の必要性
開業後、計画通りには進まない項目が出てきますが、重要なことは実状を把握し必要な対策をリアルタイムに講じることです。
対策が早いほど、経営資源の抑制・院長の示す目標に職員が協力し問題改善を促進、医院経営を安定させる事に繋がります。

ここで注意すべき点は、開業後の多忙さに追われて診療や業務にマンネリ化が生じ、問題が発生していても気がつかなくなる事です。その防止策として・・・

① 問題が生じたらリアルタイムに確認する
② 再発予防として「3か月後に○○、1年後には○○を確認する」体制を作る

開業時に「全体の項目」を把握しておき、確認する時期の計画を立てスケジュール表にしておきます。具体的な項目はそれぞれの施設状況で異なりますが、基本的な項目をご紹介いたします。

2、地域や患者・他の医療機関の状況把握
地域人口の増減、他の医療機関の変化、地域の高齢者ケアの状態等を確認しておく事で、医療内容や診療時間の変更等、具体的な対応策がとれます。

3、診療内容の現状を確認
診療科目・主要疾病・患者数、さらに患者の性別・年齢・時刻から2年後、3年後に講じなければならない課題が見えてきます。

次回は運営面・資金面についてお話しさせて頂きます。

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